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日本人の5人に1人は花粉症と言われています。春が近づくと、鼻水や目のかゆみなど不快な思いをされる方がたくさんいると思います。そんな花粉症でお悩みの方に朗報なのが、和歌山県の北山村でしか穫れない「じゃばら」です。花粉症に効くことが、始めのうちは口コミで広がり、最近はテレビや雑誌でも大きく取り上げられています。大阪薬科大学の馬場先生にご説明して頂きましょう。

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皆さんはじゃばらという果実をご存知でしたでしょうか?じゃばらはユズやスダチと同じかんきつ類で、温州ミカンと同じ位の大きさです。北山村では昔からじゃばらが自生しており、正月料理の食材として珍重されていました。じゃばらという名前は「邪気を払う」という意味から名付けられたと言われています。果実の味はとても酸っぱいです。じゃばらの花粉症に対する効果は、当初食べた人の口コミで自然と広がっていきました。特に1972年じゃばらが世界でも類みない新しい品種とわかり、村おこしの商品として積極的に栽培されるようになりました。ジュース、マーマレード、ポン酢など様々な加工品が生産されていますが、最近になって果汁より果皮に花粉症を撃退する力があることが発見され、果皮粉末を原料としたサプリメント等も注目されるようになりました。

電球.fw.png北山村産のじゃばらは種がないのが特徴です。

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じゃばらはなぜ花粉症に効果を発揮するのでしょうか?じゃばらには「ナリルチン」と呼ばれるフラボノイドが含まれています。これが花粉に効く秘密です。右図をご覧下さい。ナリルチンはじゃばら以外のかんきつ類にも入っていますが、他の柑橘類と比べると圧倒的にナリルチンが含まれています

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じゃばらが花粉症に良いという口コミが広がったのは、最初はじゃばらのジュースでした。しかし、じゃばらの果皮には右図のように果汁の13倍ものナリルチンが含まれていることがわかりました。このようにじゃばらの果皮には、ナリルチンが豊富にあり、花粉症などの辛い症状に悩む多くの方にとって嬉しい話です。しかし、果皮をそのまま食べるのは、みかんの皮の場合と同じく、とても出来そうにありません。そこで、お手軽にじゃばらの果皮を摂取するにはサプリメントがおすすめです。しかし、じゃばらの果皮の中にはアレルギーを誘発する成分があり、これを除去しないと、逆にアレルギーになる恐れがあります。ですから、花粉症には、じゃばらの果皮をベースとしたサプリメントが良いのですが、アレルギー誘発成分を除去したサプリを選ぶことが大切です。

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花粉症は、Ⅰ型アレルギー性疾患の一つです。スギ花粉は2~4月、ヒノキは3~5月、ブタクサは8~10月に飛来すると言われています。実はナリルチンの効果は、花粉症だけではなく、すべてのⅠ型アレルギーに効果があります。アレルギーの原因となる抗原をアレルゲンと言いますが、Ⅰ型アレルギーは次の通り分類できます。

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このように花粉症だけでなく、色々な食物や動物、薬などが原因で、アレルギー症状を引き起こします。アレルギー誘発成分を除去したじゃばらの果皮は、花粉症を含め、すべてのⅠ型アレルギーの諸症状を緩和させると考えられます。